フルーツトマトの育て方

「フルーツトマト」の名で呼ばれる中玉トマトのブームを巻き起こした逸品レッドオーレ。
果実の大きさはピンポン玉くらい50g前後の中玉です。糖度はなんと7度以上!になり、酸味が少ないのでデザート感覚で食べられます。
生育旺盛で栽培しやすいので家庭菜園に特にオススメです。レッドオーレは甘い、果物のようなトマトです。
このフルーツトマト、どうやって作るかといったら、永田農法です。肥料や水を極限まで減らすことで、植物本来のもつ力を最大限に生かし、糖分も栄養分もたっぷりの美味しい野菜を作る栽培方法です。
地面を見ると山岳地帯のように土は乾いてカサカサ。あちこち石なども転がっている状態です。水と肥料を極限まで減らすことで野生の力を取り戻し、生命力をつけ、葉、根、茎が太く立派に育ちます。
甘やかさず厳しく育てられたトマトは、心室が多く実がぎっしりと詰まっており、一口食べるとコク深い甘さが口いっぱいに広がります。
トマトに水や肥料を極限まで与えず栽培すると、糖度が高い甘いフルーツトマトができるのです。

フルーツトマトは水に沈む

高糖度のトマトは水に入れると沈みます。ただ甘いだけのトマトではありません。
甘みをしっかりうけとめる酸味があってこそ、美味しさとなります。
水を張った水槽にトマトを入れる実験をしました。簡単なので皆様もやってみてください。
スーパーなどで売っている普通のトマトをコップに入れると、水に浮いたりするんです。トマトをボールなどに入れて洗ったりするとわかると思うのですが、糖度が高いトマトは、実は水に沈むのです。
一般的に売られているトマト(野菜)の糖度は3〜4度。最近ではフルーツトマトと名付けられたトマトもあります。
さてフルーツトマトとは・・・
フルーツ感覚で食する事が出来るトマトです。そもそも、フルーツトマトという品種は無いのです。通常のトマトが糖度3〜4度なのに対し、糖度7〜9度とまるで果物のような高い糖度を持つトマトを『フルーツトマト』と呼びます。

フルーツトマト「アメーラ」

塩をつけてかぶりつく新鮮なトマトは旨いものです。ドレッシングをかけてサラダとして食べても美味しいです。しかし一度食べてしまえば、そんな一般のトマトが食べられなくなってしまうようなトマトがあります。それがフルーツトマトの「アメーラ」です。
トマトの糖度は一般的に3〜4度なのに対して、この「アメーラ」はなんと平均10度。大きさは通常のトマトの1/3程度ですが、中身はぎっしり味が詰まって香りも高い逸品です。一口かじっただけでフルーツトマトと言われることに納得。
そこまで甘くなる秘密はその育て方にあります。トマトは根が地中深く根を下ろすため、根が水を多く吸い、吸えば吸うほど実も大きくなりますが、トマトは甘み成分を蓄積しないため、大きくなればなるほど水っぽくなって甘みがなくなります。そこで根に水を吸わせないよう土の下にシートを敷き、過剰な吸収を防ぎ、水分をギリギリまで絞ることで、甘みが凝縮したトマトになるのです。そのまま食べるだけでなく、トマトソースという贅沢な使い方もお勧めです。

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